言葉は生きているって言いますよね?
世代・時代によってどんどん使い方が変わったり、新しい言葉が発生しては古くなって消滅したり・・・
英語でそれを実感できる有名な例は"Cool!"ですね。
映画"Back to the Future 2"で主人公が、西部開拓時代に行ってしまった時に
「かっこいい!すごい!」というつもりで”Cool!"とつぶやいたところ、相手が「涼しい?冷たくないぞ?」的なことを言ってた場面があったこと 印象深く覚えています。
私自身、中学、高校では”cool"は「すずしい」「ひんやりしている」の意味でしか習っていませんでしたが、その時すでにアメリカでは「かっこいい」と表現するときに使っていたようです。(インターネットなど存在しない時代ですので、生の英語がすぐに伝わっていなかったのです・・・)
しかし、今ではさらにその使い方が進化し、「イイネ!」や「それでいいよ」「問題ないよ」などを表現するときにも cool を使っているそうで・・・。 (しかし、生半可な理解で使用すると誤解を招きそう)
で、先日、英語は生きているよなぁーと思いださせてくれた事例に遭遇しました。
高校受験対策の為 中3の生徒の英作の添削を行っていると つくづく日常使っている日本語って曖昧だなぁーと感じます。 それを英訳するのは難しい!とも。
中3の英語力はまだまだ発展途上、とは言え、表現したい意見や考えを上手く英語で表現する術を 本人たちが思うよりたくさん勉強してきました。 しかし、その習った表現が引き出しに入ったままで なかなか出てきません。
それは、英語の発想が日本語のそれと違っているので、直訳しようとしておかしくなり英語で表現できない!となると思っています。
日本語には主語が抜けていることが多いことも なかなか英訳しづらい原因ですよね。 とにかく日本語は(我々が普段使っている話し言葉は)英訳するには曖昧なんです!
いちばん好きな季節はなにですか? という問いがあった時、
「スキーが出来るから、冬が好きです。」
と考えそのまま英語に直そうとするとちょっと大変(中3にとって)。
Ski を主語においてしまうという致命的な間違いをしないにしても、主語をIとして I like winter because I can ski.とすると、自分の言いたいこととはなんか違う!(もちろんありなんですけど)ともやもやが残ります。
雪が降りスキーが出来る環境にある冬が好き!とイメージしてしまっているしてしまっていたら、
I like winter because we can enjoy skiing in winter.が中学生も習っている英語らしい表現になるでしょう。
しかし、この表現がなかなか出ないのです。
25語程度で表現せよ!などとお題がなく、自由に話していたら出てくるもんですが、「書く」となると難しいものです。
自分の言いたいことをササっと英語に直していく事は、今の受験勉強での特訓や今後の練習で慣れてくると思います。
しかし。
英作練習時間がなかなか取れないならば、自分の「書ける表現」を、お題に合わせるしかありません。
スキーが好きではなくても、こう書く↓
I like winter because I like ski.(スキーが好きなので冬が好きです)
こうすれば、すっきり理解できる表現です。 減点されようがありません。
もちろん I like winter because I can ski.も 減点はされないでしょうけど。
でも、なんかもやもや。(もやもやと感じるのは私だけ?)
来る12月4日~8日に、ECC全国児童中学生英語検定の1次(筆記)試験があります。 4月から習ってきた基本文や単語、その他便利な表現やフォニックスなどの定着度を測る試験で、毎年12月の第1週に実施されます。
で、この11月は各クラスでは新しいことを習いつつ、既習内容をいつもよりちょっと時間をかけて復習をして行きますよ。
生徒のみなさんには、
★ピクチャーディクショナリーやワードブックなどで単語を一通り見ていただき、忘れてしまっている単語は覚え直しをしましょう。
★Useful Expressionsも、1学期の分もCDに合わせて声に出してみましょう。
★フォニックスブックの単語も、全てCDの通り発音できるか 確認しておきましょう。
例えば、リスニングで、mop (モップ)か map (地図)か 聞き分けられますか?
聞き分けられるためには、正しい発音が出来ていないとダメですよね。
(mopは、日本語では「モップ」ですが、英語では「マップ」に近い音になります。 mapは、「マップ」ではなく、「マァ”ップ」(キタナイ“ア“)ですよ。)
★PAのみなさんには上記のほかに、スピーキングドリルの目次に記載されている基本文の覚え直しをしておきましょう。
せっかくのテストです。
良い復習の機会としてください。
そして、4月からの7か月で どれだけ自分が出来るようになったかを実感してもらいたいです!
小学校1年生~4年生の子ども達のカリキュラムでは、一つのスキット(寸劇)を4週に分けて練習し、4週目にはAct Out!(身振りで演じる・表す)をします。
講師の私が、まずは見本!とか言いながら かなり大げさな身振りや表情を付けて寸劇を演じておりますので、生徒たちは笑いを抑えながら相手をしてくれているような状態で・・・(笑)
テキストを見ずに「演じる」ので(すべて英語ですよ、念のため)、私の老化度も測れます(笑)
宿題=家庭学習の肝となることろが音読練習なのですが、「音読練習は初心者から上級者まで 共通の基礎訓練です」と例を挙げてお話しすると子供たちが驚いていました。 でも、本当です。
国際会議で同時通訳されるほどの実力者でも、毎日の訓練にシャドウイングや音読練習されていると聞きますし、通訳の本番直前にも、口をしっかり動かして、「英語の口」になれるよう準備運動として英文の音読練習をされるそうです。(それ以外でも、通訳される会議の内容や単語を 一瞬で訳出しするために徹底的にインプットされるという事をされています。)
まさに、アスリートが欠かさず基礎訓練するように、超熟練英語話者も音読練習するのですよ! 初心者たる生徒の皆さんも、私も、毎日音読練習せずしてなんとする!ってなもんですよ!!
ECCのホームワークシートには毎日練習することが推奨されていて 1週間分の練習記録欄が設けられていますが、毎日続けることはなかなか難しいですよね。 ほかに習い事もあるし、後でやろう!と思っていたら もう寝る時間になっていた。。。とか。。。 いろいろ。
しかし、本を開いてCDのリピートやシャドゥイング音読練習を 新出単語の練習x3回、基本文の練習x3回、会話文の練習x3回を1日分として 週に3日している子は、本当に伸びてきます。
フォニックスソングを毎朝歌ってくる子は、発音がとても良いですよ。
「毎日」ではハードルが高ければ、週に3回!とか、土日だけでも!とか 調節しながら続けてくださいね。
ちなみに、大人の英語学習者におすすめなのは、イングリッシュジャーナルやCNNイングリッシュなど月刊誌を利用して、リスニング~シャドウイング~音読練習+ディクテーションすること。 詳しい利用の仕方は各雑誌にあります(笑)
先週小中(高?)の卒業式が行われ、すでに春休みに入っておられる生徒さんもいらっしゃいますが、その他大勢の生徒さんは今週末で修了式となり春休みに突入ですよね。
ECC田中町教室でも、一部を除き今週が今年度の最終レッスンの週となります。
学校で宿題は出ないと思いますが、田中町教室の高学年の生徒さんには(気の毒に?)「新学期までに単語のスペルを覚えよう!新学期の最初のレッスンでテストをしますよ!」という宿題が出ます。
過去のブログに似たことを書いた気はするのですが・・・
先日、単語を勉強している時、sibling (兄弟姉妹)という語に出会いました。 恥ずかしながら、これまでに出会った覚えがないのですが、「英検準1級以上合格やTOEIC860以上取得のためにに覚えておきたい単語」だそうなので、どこかで絶対出会っているはず。
で、sibling(s) が出てきたとき、「これまで知らなかったし、これからも使わない気がする。」 「brothers or sisters でいいやん」などなど、ネガティブな意識が頭をよぎったのです。
巷にはたくさんの英語翻訳サイトが存在しますが、私がスペルチェックや英訳などで一番お世話になっているのが Weblio (http://ejje.weblio.jp)です。 主にスマホで利用してます。
一番利用している理由は、単に最初に利用した翻訳サイトで、慣れているからです。 ほかにももっと使い勝手の良いサイトがあるかもしれません。
で、そのWeblioで私が一番利用している機能が、「語彙力診断テスト」で、ほぼ毎日 ゲームとして遊んでいます。
総合語彙力診断も出来て、推定語彙数が測れたりできますし、「TOEIC950点突破」診断とか、「英検1級」診断とかをやっては 「わあ、今日は調子が良いわ!高得点!」と喜んだり、「あれ?全然あかん、昨日は”合格”出たのに・・・」などと隙間時間に一喜一憂して楽しんでいます。
「英検5級」診断や「TOEIC470突破」診断など初級学習者用のもあります。 毎回のテスト結果をスコアの推移グラフで見れるのも良いな と思っています。
単調な単語学習に疲れたら、ちょっとした遊びのつもりで 語彙力診断テストをしてみてください。
ハマるかもしれませんよ~(笑)
スーパーラーニングプランを受講されている生徒さんは、レベル別に難易度の違う30冊の絵本を1年間かけて読んでいきます。(発表会練習期間以外は週に1冊ペース) ネイティブの声優さんによるCDがありますので、自宅で毎日聞いて、真似をして、音読練習してきてね、ということになっています。
その絵本ですが、早い子ではもうすぐ全30冊を読破してしまいます。
発表会の時に1冊を時間をかけて暗誦練習していた反動で、発表会以降はスピードアップして進めておりましたら、どのレベルでもカリキュラムより早く進んでおります。
30冊終えた後は、再びお気に入りの1冊を選んでもらい 暗誦練習をしていきたいと思います!
で、今 田中町教室には、毎週自宅でしっかり練習をし、私の助けなしで長文をきれいに音読できる子もいますし、音読はまだ苦手のようですが、セリフだけは言えるようになって来ようと頑張ってくれる子もいます。
例えば、先週のPAレベルでは ラプンツェル(250 words) が宿題でして、繰り返し出てくる ”Rapunzel, Rapunzel, let down your hair” (ラプンツェル、ラプンツェル、お前の髪を下しておくれ。)を5年生の英語学習2年目の子が いい感じで読んでくれました! そうやって読めるところを増やしていければ嬉しいなぁ。
なかなかご自宅で練習できていない子も、レッスンで3回~5回読んでおりますので、ご安心(?)ください。 もちろん自宅練習してくれたら、本当に英語力は伸びるので、がんばって欲しいのです。
音読は中学以降の学習や受験にも有効ですし、しっかり練習していきますね。(受験対策としての音読の有効性については論文発表もされているそうですよ。)
先週1週間は期末テストの1週間前に突入しておりましたので、ECCの通常のカリキュラムを離れ、期末テスト対策をしておりました。
教科書の新出単語・熟語や慣用句を覚えたり(実際には学校の小テストなどでばっちり覚えておられますが)基本文のおさらいをしたりしないと高得点をとれないので、各自問題集に取り組んでもらいつつ、間違ったところを解説し 理解し直しの作業をしてもらっています。
テストでの 凡ミスをしてしまう原因の一つとして、分かったつもりによる勘違い・思い違いなどがあ
先日から近隣の中学校では映画「ズートピア」の主題歌 Try Everything!の歌を中1の英語の授業で歌っているそうです。(今現在は別の曲に移っているかも・・・) 先日来からレッスンで中1の子が口ずさんでいます。 「先生も歌お~」と言ってくれましたが、残念ながら歌についていけなかったです!なんといっても、サビを数回聞いたことがあるだけだったので・・・
で、突然「わな」ってなに?っていきなり聞かれたんです。 へ?
小学生さんは、1月に1回程度、自己紹介スピーチか長文音読のどちらかを発表してもらっています。(中学生は毎週音読発表)
レッスンで何度か練習した音読かスピーチ原稿を「来週までにいっぱい練習してきてね~、前に立って発表してもらうよ~」と宿題にしていますが、ある意味非常に難しい宿題かもしれません。
1週間一生懸命取り組んだかどうかは発表を聞いていればわかります。
前回、中学生の「成績を上げるためにはどうしたらよいですか?」の質問について、「覚えるしかないんだから覚悟を決めるしかない!」と 身もふたもないようなことを書いたので、補足したくなりました。
こんにちは! と表現したいときは、Hello! とか、Good afternoon! 等 といいますよね。
会話の時にいちいち考えることなく、反射的にHello! と言えるように、ある程度の基本的な表現は丸暗記をしなければならないと思います。 それと同じように、習った基本文を「日本語訳」=「英語表現」をワンセットで覚えてしまいます。
覚えるときは、口(舌、唇、表情筋)を動かしながら 何度も音読を繰り返しましょう。
その時、英文だけをやみくもに覚えないこと。ちゃんと日本語訳の意味をかみしめながら覚えましょう。 日本語で「ありがとう」と言いたいときは、”Thank you."と表現する ということをワンセット
たまに、生徒さんやご近所さんとは関係なく、たまたま家に来られた方から話のついでに「うちの中学生の子供の英語の成績を上げるにはどうしたらよいんでしょうか? よい参考書とか(名前を)おしえてもらえませんか?」と言われることがあります。
「ECCジュニアでは独自開発のテキストを使っており市販されていないので...それ以外の問題集は使用しないので・・・」と、そういう方々のご期待に応えることが出来ないのですが・・・
(ちなみに遠くの方なので生徒さんになって通っていただくこともできない)
でも、言えることは、お子さんご本人が、英単語と基本文を「覚えるしかないんだから、覚える!」と
私にとって、何度も読み返したい英文法のNO.1,2の本は、
「表現のためのロイヤル英文法」(綿貫陽著)
「一億人の英文法ーすべての日本人におくる「話すため」の英文法」(大西泰斗著)
ではあるのですが、
それに最近読んだ「英語力がアップする英文法のレッスン」(田中茂範著)を付け加えました!
前の2冊は英文法全般について記載されている 英語学習者にとっては英文法辞典というかバイブル的なものなのですが、追加した本は、英文法を学習する中で浮かんでくるちょっとした疑問について「なるほどー」と実感を込めて納得できるような回答を提示してくれる、そんな本です。
もう先週の話になりますね。。。1月11日(月・祝)にECC児童・中学生英語検定の2次試験=面接試験がありました。 全国で1月から2月末の間に地域ごとに順次行われる面接試験で、今年も当教室は昨年同様トップバッターの年に当たりました。。。
日頃のレッスンでしっかり出来ていれば満点が取れる試験ではあるのですが、そうはいっても、「4文程度の自己紹介をしてからネイティブ講師からのいくつかの質問に答える」という手順には慣れておいてもらいたい! しかしその練習の機会が2回しか取れず(しかもレッスンカリキュラムの合間に)、初めてこの面接試験を受けられる方には準備不足感が残っています。。。
冬休み明けの第1週に試験があるのは「殺生なぁー」、と泣き言をいいたくなります。
しかし、高学年になるほど試験慣れをされていて、満点続出でした。 2回の試験対策(練習)で復習ポイントを理解し、自主学習してくれたおかげです。
どんな試験でもそうですが、日ごろ出来ていても、その試験自身に慣れているかどうかで結果が変わってきますよね。 だから、過去問(過去数年間で出題されている問題を集めた問題集)を繰り返して練習する必要があります。面接試験なら手順の確認だけでもしておくと、変に緊張することなく実力が発揮できるというもの。
今週末英検を受験される皆さんには、過去問を繰り返し練習しておいてもらいたいです!
ECCジュニアでは、Let's play a game! Right on! はたまた、May I go to the bathroom? Sure! / Whose turn is it? It's my turn. などなど・・・ 各レベルで 便利な英語表現=Useful Expressionsをチャンツに合わせて言って覚えます。 小学1-3年生クラスでは、Useful Expressions(UE)だけで進むスキット(寸劇)をあっという間に覚えてしまいます。 いつもながら子供の能力はすごいなぁ
「13歳からの頭がよくなるコツ大全」小野田博一氏著に英語の学習について書かれている部分の一部をご紹介します。
1.英語は実技科目だ”!
「英語は(言語学者にとっては学問ですが)中高生にとっては学問ではなく、実技科目です。理解は(ほとんど)不要で、練習が(ほとんど)すべてです。 それで、英語では暗記で大きな効果が得られます。」
2.英語はからだで覚えよう
「英語は学問ではなく実技科目であり、英語そのものは意思疎通のための便利な道具です。だから、からだで覚えましょう。それは、料理の仕方を実践で覚えるのと同じです。
中学生の「英語」は教科ですので、ムリ!とかデキナイ!とか言ってられないので、頑張るほかありません。 ではどう頑張るか…
いつも言っていることですが、英語の習得はスポーツと一緒です。 なので、運動部に入っている子は、運動部で日々やっている練習を英語に置き換えてください! そうでない子は、例えば、自分がバスケ部に入っていると想像してください。(テニス部でもなんでもよいのですが。。。)
先週 4月7日から新学期が始まりました。 学校と同様 当教室でも新しいテキストの配布を行い、早速それを使ってのレッスンをしました。
新しいテキストはいいですねー。
生徒たちは これからどんな事を習うのかなぁー、どんなお話しになっていくのかなぁーと興味津々でページをめくってて、わくわく感が伝わってきます。
新しく入学された方にはもちろんですが、進級された生徒さんにも家庭学習(=宿題)の仕方をお話しさせてもらいました。 ご家庭でお子様方が実践されていなければ、お声掛けをお願いしたいと思います。